『親バカスパム』にならないSNSの活用術
こんにちわ。
家内とFacebookで「最近ウザイ投稿が多いよねw」という話題になりました。
髪の毛もほとんどない娘の髪を結んで「ちょっと結んでみた。」とか「今日のランチはこれ。」というような写真だけの意味不明な投稿が毎日毎日続いてもう笑えないと言うのです。
誤解のないように前置きしておきますが、自分の親族や親しい友人の為に成長の記録を見せるのは微笑ましいことであると思います。
『親バカスパム』
赤ちゃんが生まれた喜びは程度はどうあれいずれ親バカへと変わるのはどの家庭でもそうだと思うのですが、ついついそのハッピーな波に乗っかってしまって、ひとたび投稿でその写真にいいね!、やコメントを残してしまうと、他の誰かがいいね!したりコメントをする度にメール通知でガンガンケータイの着信が鳴るという状況です。
ボクはこの状況を『親バカスパム』と呼んでいます。
親族とか親しい友人以外に興味をそそらない『親バカスパム』は、100人前後のフォロワーを持つ独身者や子供に興味のない人にとってしばらく時間が経ってくるとタイムラインに流れても興味のあるものではなくなってくる、という経験は読んでいる方にも記憶にあるのではないでしょうか。
ネット社会は露出社会
なんらかのトラブルが起こってSNSを退会したりしなければならないのは、ユーザーの適当に作ったSNS上のキャラクターが自分の本意から大きく離れて破綻してしまった時にリセットになってしまうからだと思います。『親バカスパム』に限らずSNSを楽しむ為に重要なことはフォロワーの人に常に見られているのを自覚しておくことが大事なのだとボクは思います。一つ一つの投稿がユーザーのネット上に露出している『人となり』になるのです。
SNSによって投稿を分類してみる
僕の場合は以下のように分類しています。
・Facebook
実名で公開するので、かなりよく撮れたと思う写真やおもしろいトピックを友人と共有する時に投稿する。以前海外の写真コミュニティに娘の写真を投稿したところ「子供の写真を出すのは危険」という指摘を受けたことも。基本あまり子供のネタを投稿するのは避けています。
・Foursquare
家内や身近な友人と共有がメイン。おもしろい場所を見つけたという時に使う。
・Path
公開範囲が限定された友人に限られるので、『親バカ投稿』全開でいっています。動画などのアーカイブとしても使っています。
・Instagram
写真によるつぶやき用と認識しています。コレくらいはいいかなという写真を投稿するようにしています。
・Twitter、mixi
FacebookやPathから飛ばす時に選択しています。コレくらいはいいかな、というときに飛ばしています。基本アカウントを残しているだけで現在は放置しています。 匿名で不特定なユーザーとの意見交換などに適していると思います。
本気でみんなに伝えたいことはブログに書く
最近になってずっと書いていなかったブログを始めてみました。赤ちゃんが生まれたというコンテンツが目の前に生まれたからです。それぞれ人の好みはあるとは思いますが、イマイチ主婦の方が書いている子育てブログがおもしろく感じないのはボクだけでしょうか?
・子供がヘンな寝顔だった
・こんなキャラ弁を作ってみた
・今日はこんなランチを食べた
それだけだと何が言いたいのかわかりませんね。
コレが家内の言う「ウザイカンジw」になるわけです。
そこから一歩踏み込んで、
・ヘン顔の写真の撮り方、赤ちゃんはこんな時ヘン顔をする!
・キャラ弁のマル秘テクニック、レシピをご紹介!
・今日ママ友と行ったお店はココ、○時くらいが空いててゆっくりできる!
と、このように一味加えるだけでおもしろいコンテンツに大変身するわけです。
日常何気ない思い出の写真はオンラインストレージにて保管
最近友人が紹介してくれたサイトは珍しく不特定多数の人の発信を目的にせず閲覧者を限定して、
『子供の思い出を完全に残す』ことに特化したSNS『ベビログ』が非常に優れています。
残念ながら今は長期メンテナンスの為2012年6月から開始になります。
・画像・動画がわかりやすく保存できる
・親族だけに公開してコメントを残してもらえる
・記念日設定ができる
・おじいちゃんやおばあちゃんにも扱いやすいインターフェイス
などなど、もちろんママ友などとの交流などのSNS機能も有しています。
現在の新規登録はできませんが、サービス再開とともにぜひボクが使いたいサービスです。
親バカ写真や動画はここに貯めこんでいこうと思っています。
インターネット上に自分のキャラクター育てる
結局、ボクはどんな記事や写真を投稿しても原則『自由』であるとおもいます。誰かが「イイ!」と思って投稿したものに善し悪しはないと思います。
しかし、ネット上に公開するのであればどうせなら楽しんでもらいたいし、自分も楽しみたい。
そのためにも自分が何がおもしろくて、何が好きで、何に感動するのか、
ひとつひとつ投稿することで『自分のキャラクターをネット上に育てていく』という感覚を持つことで、後から振り返った時に『本当の自分』が見えてくるんじゃないかな、と思うわけです。
『親バカスパム』をなくせばいいと思っているのではなくて、『親バカスパム』は損していると言いたいのです。
ま、『キャラクターを育てる』と言ってもあまり自分からかけ離れたカンジになりすぎないようにしましょうね。
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